子悪魔ガールの進化系
死神が見える。地獄からの使者が見える。これが最近のじいちゃんの口癖だ。ばあちゃんが死んで一人身になり、とたんにボケが進んで老人ホーム行き。授業やバイト、彼女や友人との予定がない限り1か月おきくらいのペースで面会に行くのだが、ここ半年はこんなことばかり言って怯えている姿が多々見受けられる。活動的でワンマンな性格だったじいちゃんだったのだが……もう過去の話か。ホームの職員はこの件について「認知症が進んでおりまして、記憶障害などはもとより、幻覚、妄想などの周辺症状を呈しております。これは一般的な認知症の症状であります。しかし、まことに申し上げにくいのですが効果的な治療法は現在確立されておりません。つまり、今の科学では過去の人格を取り戻すことは出来ないのです。ですが、人間本来の感情、その方が生きてきた経験で培ってきたものは失われず最期まで残存しております。なので、お孫さんであるあなたにはおじいさんと今までと同じように接することが一番、ご本人によっても嬉しいことなのではないかと考えます。認知症の進行を緩慢にするなどその他のケアについては私どもで努力してまいりたい所存でありますので、どうかご安心ください」というありがたいお言葉をいただいた。これで安心しろ言う方がおかしいだろうという言葉はあまりにも恐れ多くて言うことが出来なかった。
どんな死神が見えるんだい? 俺はじいちゃんに幾度も聞いた。会いに行くたび、じいちゃんの記憶は何かに削られていく。息子の顔すら忘れて、今じいちゃんの中にいるのは「俺」と「その他」だけに。だから、じいちゃんの見る世界に近づきたかったし、俺しかそれは出来ないという責任感や優越感も手伝って、俺は最大限の努力をした。しかし大抵は会話すらすることができないので、なかなかその死神に近づくことは出来ない。近づくも何も、これはじいちゃんの妄想なのだからお前は共有できないのだよ、と諭されたこともあった。確かに妄想で片付けてしまえばそれだけで終わることだろうが、俺にはなぜかそれが特別なことのように思われたのだ。 じいちゃんは八人一部屋の居室に寝泊りしていて、職員三人がこの居室にいる利用者を主に担当していた。その中でもじいちゃんと特に関わっていたのはユウコちゃんという若い女性だった。「こんにちは、今日も来られたんですね」いつも彼女はそう言ってお茶を出してくれる。彼女は聞き上手で、専門的知識も豊富な優しい人だった。容姿もそこそこよく、歳も近いので、自然に話をすることが多くなっていく。最初はじいちゃんの様子など事務的な内容の会話が多かったのだが、そこから派生した相談事、悩み事など深い会話を重ねるにつれて若い二人の距離は縮まっていった。その頃からじいちゃんは、しきりに「お前にも死神が憑いている」と俺に泣きついた。全く見に覚えのない俺は、やがてそれが本当に妄想なのだと理解するようになる。そして、老人ホームに来る目的がじいちゃんでなく、ユウコちゃんになっていることに気づいたのはじいちゃんが死んでからだった。 これで老人ホームへ行く理由も、死神の存在も無くなってしまった。父さんは親孝行が出来なかったことをずっと嘆いていたが、俺も好きな女性に会いたいから老人ホームに行っていたという不純な感情を抱いていたことを後悔した。月日が経ち、俺は社会に出てユウコちゃんと結婚し、子供を作った。そして俺もいつの間にか歳を取り、じいちゃんの年齢に近づいて。 そして、そのときやっと、「死神の正体」に気づいたのであった。 性癖?
くわえる
咀嚼する 飲み込む 舐める 吐き出す 歯を立てる 噛み砕く 爪で裂く 唇 歯 舌 鼻 食べるという行為は特別不思議なものではない だからこそその人の特徴を見落としてしまいがちである 人が食ってる時はたいてい自分も食ってる時だから 人のことばかり気にしていると味がわからなくなってくる だから たいてい観察するのは食い終わった後か水分を摂るときに限られる (関係がないが俺は食う時 よく真顔になるらしい 俺は味わって食っているのによくまずそうと言われるが それは非常に心外である) 食っている人物を観察していると やはり注目するのは口元になるが 見所はそればかりではない 辛いものを食べた後の紅を注したような唇 麺を啜った後口元にナプキンを添える揃った指先 弁当の時などに持つ小さなフォークで面倒そうに食べる仕種 茶碗に残った米粒を一粒づつ目掛けて拾う鋭い目線 特に俺が評価しているのは ぼろと食べ物を落としたときの対応である めんどくさくなってきた タイトルなし
ミュージシャンが1番輝くのはやっぱり演奏してる時だと思う
草野さんの寝顔とか流し目とか上目使いとか半ズボンとかあんまり求めてないです でもまぁコスプレPVだけは許しましょう タイトルなし
とあるSNSでいい人と知り合った。
正直なんか痛い人。 シュールレアリズム気取ってるけど妙に安っぽいというか……とにかく絡みづらい。 こういう人は嫌いの部類に入るんですが。いい人なんですよねー憎めないのが憎い。 それに好きな音楽の傾向が一緒なので話が進みます。ゆらゆらしてるぜ。 こういう人は俺を過大評価する傾向にあります。ツボをついてるんでしょうかよく分からないのですが。 好かれたい人には遠ざけられるんですけどね。 |
ケータイでもどうぞ![]() |